食事療法だけで花粉症、小麦アレルギーを克服した私が、
外食をする際に、何に気をつけて食事を選ぶのかをお話しします。
さて、そもそも、外食の問題はどこにあるのでしょうか?
別に外食でも問題ないという人もいると思います。
それで何も起きていないのであれば、いいと思いますが、
食生活が乱れて影響が出るのは、数年かかります。
何か起きる前に、日々の食事のことを見直していきましょう。
外食する際にもっとも気をつけていることは、
「丁寧に噛んで、感謝して食べること」

これだけです。
さすがに、これだと説明にならないと思いますので、
詳しく説明していきたいと思います。
外食の問題

外食の問題はどこにあるか
「何が入っているかわからない」
これが一番問題です。
・日本人の外食の頻度は、週に1、2回以上。
・テイクアウトなども含めると、週3、それ以上。
・毎日外食。という人もいるでしょう。
大量生産、大量消費の時代です。
「安かろう悪かろう」
という言葉もあるように、安いのにはそれなりの理由がありますし、
高いからと言っていいものとは限りません。
では何を、どんな優先順位で選んだらいいのでしょうか?
優先順位
外食を選ばないといけない時もありますし、
選ぶ中でも、自分なりの優先順位を持つことが大切です!
私の意識している優先順位を紹介します。
- 人が目の前にいる人のために作っているか
- どんな食材を使っているかが見えるか
- 和食
- 食材に気をつける
普段意識していることはこの4つです。
順番に解説します。
1. 人が目の前にいる人のために作っているか

これは、昔、人から教えてもらったことで、今でも大事にしていることです。
「人が目の前の人のために作っているものを“料理”といい、人のために作っていないものを“エサ”という」
例えば、ファーストフードなどがわかりやすいです。
人の手が加わることもあると思いますが、基本、機械が作っています。
作っている人が、食べてくれる相手を見ていないで、決まった工程通りに素材を機械にいれて作る。
これによって、人が作ってくれている。という感謝の気持ちが起きづらくなります。
そしてフードロスにも繋がっていくと考えます。
食事は自分が生きていくために、命をいただくことであり、
「済ませるものではありません。」
現代では食事を”済ませている”人が多いです。
2. どんな食材を使っているか見えるか

一番の理想は”生産者さん”まで見えることです。
しかし、仕入れの関係で、生産者まで見えることは少ないかと思います。
食材は、ご飯を提供する上で、
「相手に喜んでもらうには」と意識を傾けるところです。
「何でもいいけど安いやつ」となれば、
それだけ、一つひとつ丁寧ではなくなり、
それは食事にも現れてきます。
丁寧さを欠いた食事は、そのまま丁寧さがない食材を摂取していることになります。
逆に食材一つひとつの情報を出せる。ということは、
それだけ、1つ1つにこだわって作っているので、自然と美味しくなるのです。
3. 日本人なら和食

料理のジャンルになりますが、次に意識するのは
料理のジャンルです。
日本人なら和食です。
仏教用語で、「身土不二」(しんどふじ)と言う言葉があります。
「人の身体(身)は、住む土地(土)と離れることができない」という考え方です。
現代では、「地産地消」という言葉に置き換えられますが、
日本人として生まれたら、その地に根差した昔からの食べ物があります。
「和食」がそれに当たります。
現代では創作和食から、和食と言えるのかどうかわからないものも出てきていますが、
昔ながらのものを大切にしましょう。
「梅干し」「漬物」「味噌汁」「魚」「ご飯」「煮物」「納豆」「鍋」
このようなものが、日本人に相性がいい食べ物になります。
逆に相性の良くないものは次に挙げていきます。
4. 食材に気をつける

気をつけるべき食材は、
「欧米食」です。
特にファストフードなどの食事や、ファミレスなど。
食材でいうと、
「小麦」パスタ、うどん、ピザ、粉もの、唐揚げなど
「油もの」ポテト、唐揚げ、天ぷら、中華料理など
他にもありますが、この辺はなるべく避けるようにしています。
まとめ
外食は上記に挙げた以外にも危険があります。
ですが、いろいろ気にしてばかりだと、周りとの関係や、
逆にストレスになってしまう場合もあります。
神経質すぎない、適度な距離感を保ちつつ、
健康的な生活を送るために、
気をつけつつも、大切なことは
「丁寧に噛んで、感謝して食べること」
ここに行き着きます。
いろいろ気をつけていても、ご飯を済ませていたり、急いで食べている人が大概、体を壊しています。
直前にとった食事は、どうでしたか?